ひとり暮らしにピッタリなパナソニックのパーソナル食洗機『SOLOTA』

毎日の食器洗い、みなさんはどうやっているだろうか。食べ終わった後、水を張ったたらいに食器を浸して、食器用洗剤を含ませたスポンジでゴシゴシしてはいないだろうか。もしそうなら、ちょっと待って。実はそれって無駄が多いのだ。

食器を手洗いすると、

①水の無駄使い
②手荒れ
③時間がかかる

この3つが無駄(=デメリット)としてまず挙げられる。まず①。手洗いだと1回の水の使用量は平均して約20リットルにものぼる。2リットルのペットボトルなら10本分だ。今みたいに冬の寒い時季ならお湯で洗うから、これにプラスしてガス代や電気代も上乗せになる。②は言わずもがな。そして③はシンク前に立って洗っている間の時間のこと。1回の食器洗いにかかる時間の平均は20分といわれているので、毎食後ごとに洗うと1日1時間を食器洗いに費やしていることになる。

そんな無駄だらけの食器の手洗いに取って代わるものが「食洗機」だ。でも自分はひとり暮らしで、スーパーのお惣菜やレトルト食品を食べるのがほとんどだからそんなに食器は多くないし、何より食洗機って大きくてかさばるでしょ。それに賃貸アパートだから水道を分岐する工事もできないし。なんて意見も聞こえてきそうだが、心配ご無用。そんな条件にピッタリなひとり暮らし用の食洗機がパナソニックから発売されたのだ。

パナソニックの『SOLOTA』は、超コンパクトなパーソナル食洗機。「Solo(ひとり暮らしの)Technological(技術的な)Assistant(相棒)」というネーミングからわかるように、テクノロジーでひとり暮らしの生活を手助けしてくれる相棒のような存在だ。

そしてSOLOTAを導入すると、前述の無駄(=デメリット)は、

①1回の使用水量 約2.5リットル(手洗いの約1/8)
②手荒れしない
③SOLOTAが食器を洗っている間に別のことができる

と解消される。それに食器洗いに必要な水は着脱タンク方式だから分岐水栓は必要なし。買ってきてタンクに水を入れ、電源を入れるだけで食器洗いが始まるのだ。またお湯を使った手洗いでの温度は大体20〜30℃程度だが、食洗機では約60〜80℃と高温なため脂汚れもキレイに落とせるし、その高温のお湯を高圧水流にして食器に当てることで洗うのと同時に除菌までやってくれるという。

実売価格は3万円台後半だが、これだけ水の量が節約できるなら、あっという間に元も取れそうだ。Panasonic Store+では月額1,290円(税込)のサブスクリプション型定額利用サービスもあるので、まずは試しに使ってみて、その威力を体験してはいかがだろう。きっとすぐに本格導入したくなるはずだ。

『SOLOTA』での一回の食洗の目安。品数の少ない朝食(右)と昼食(左)で使った食器なら、一度にまとめて洗える。

品数の多い夕食でも、このくらいの食器数なら全然余裕。

惣菜や弁当などを家で食べることが多い、ひとり暮らしの中食利用者が多く使う食器類なら6点ほどが庫内に入る。食洗機対応マイボトルも洗える。

まずは下部のタンクに水道水を入れてセット。

タンクの容量は約2.5リットル。2リットルのペットボトルなら一本プラス少々の水があればOKだ(左)。手洗いの場合は20リットル必要(右)なので、10分の1程度の水の量でしっかり洗えるのはうれしい。手洗いでは不可能な除菌も洗いながら同時にできる。

庫内の様子。洗剤は手前の網部のくぼみに。細長い部品の3つの穴から水流が出て、その水勢で回転しながらまんべんなく洗浄する。

洗浄中の様子。水流はかなり強力だが、音は気にならない程度。賃貸アパートで夜中に使っても問題なさそうだ。

操作ボタンは電源/スタートのふたつだけ。

今回の発表会に登壇した『SOLOTA』開発プロジェクトメンバーのみなさん。(左から)パナソニック株式会社 キッチン空間事業部 冷蔵庫・食洗機BU 食洗機技術部 楠 健吾さん、パナソニック株式会社 くらしプロダクトイノベーション本部 デザインセンター 松本優子さん、パナソニック株式会社 キッチン空間事業部 冷蔵庫・食洗機BU 国内マーケティング部 山本秀子さん

パーソナル食洗機 NP-TML1
オープン価格
(想定市場価格 税込38,000円前後)

パナソニックの食洗機ラインナップ。(左から)ファミリー向け<レギュラータイプ> NP-TZ300、ファミリー向け<スリムタイプ> NP-TSP1、少人数向け<プチ食洗> NP-TCR4、少人数向け<パーソナルタイプ> NP-TML1『SOLOTA』

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