肉、海鮮、お酒 サミット目前の広島でグルメ三昧
- 2023/3/1
- グルメ
東広島市西条で酒蔵巡り
翌日は早起きして広島市から東広島市へ移動。目指すはJR西条駅周辺の西条酒蔵通りだ。赤い煉瓦造りの煙突が立ち並ぶ西条は、7つの酒蔵が密集する日本三大銘醸地。密集というと、大体は「半径●キロの地域に●軒があり〜」という感じだが、ここは違う。何しろ、ほとんどが本当に道を挟んで隣にあり、中には道すら挟まず塀と塀が1メートルにも満たない距離で向かい合わせ、なんてところも。現地ボランティアガイドの小平さんに連れられ、駅から徒歩でわずか4分ほどの場所にある白牡丹酒造から酒蔵巡りをスタート。
ボランティアガイドの小平さん。
<白牡丹酒造>
延宝3(1675)年創業、広島県内でも古い歴史を誇る酒蔵。すっきりとした甘口の酒が特徴で、夏目漱石や棟方志功が愛飲したという。
白牡丹酒造
広島県東広島市西条本町15-5
TEL 082-422-2142
<亀齢酒造>
明治31(1898)年創業。甘口の多い広島県ではめずらしく、辛口の酒を製造。
亀齢酒造
広島県東広島市西条本町8-18
TEL 082-422-2171
<賀茂泉酒造>
賀茂泉酒造
広島県東広島市西条上市町2-4
TEL 082-423-2118
<福美人酒造>
福美人酒造
広島県東広島市西条本町6-21
TEL 082-423-3148
<賀茂鶴酒造>
賀茂鶴酒造
広島県東広島市西条本町4-31
TEL 082-422-2121
たっぷり2時間以上かけて酒蔵巡りした後は、賀茂鶴が運営する料理店『佛蘭西屋』で日本酒を使った郷土料理「美酒鍋」をいただいて今回の広島旅は終了。わずか30時間ほどの滞在だったが、よく食べ、よく呑んだ(ホテルのモーニングビュッフェでお好み焼きも食べたし)。とにかく「これを食べるぞ!」と前もって決めておいて、お腹が減るタイミングを考慮しながらルートマップを作っておけばこれだけの品数と量を胃に入れられることがわかった。もちろん広島のグルメはこの他にもまだまだあるので、今回のようなスケジュールを組んで、また次回も食べまくり、飲みまくることにしよう。
東広島市の名物料理「美酒鍋」。もともとは蔵人たちが食べていた賄い料理で、味付けは塩と胡椒、そして酒のシンプルな味わい。煮えたらすき焼きのように生卵を絡めていただく。
こちらはお店の名を冠した「樫樽貯蔵 熟成酒 佛蘭西屋」。オーク樽にアルコール高めのお酒を貯蔵、熟成させたのちに瓶詰めしたもので、シェリー種のような上品な味わい。結局最後の最後まで飲み続けてしまった。
佛蘭西屋
広島県東広島市西条本町9-11
TEL 082-422-8008
2