日産「セレナ」、産地の魅力を詰め込んだドライブ専用弁当『道弁』を期間限定販売

日産自動車株式会社は、ロングドライブを楽しめるクルマ専用の弁当『道弁(みちべん) NISSAN SERENA』を期間限定で販売することを発表した。「東日本版」「西日本版」の2種類の『道弁』を開発し、使われている食材の産地をめぐるドライブを提案するもの。EXPASA海老名(下り)にて12月16日(土)・17日(日)先行販売を実施し、2024年1月20日以降からは4週末に分けて、土日限定で「東日本版」をEXPASA海老名(下り)、「西日本版」を宝塚北サービスエリアにて販売する。販売にあたり、2023年12月13日(水)に都内にて、『道弁(みちべん) NISSAN SERENA』発表会が行われ、ゲストにタレントの辻󠄀希美さんと、『道弁』のメニュー開発・監修をした人気料理研究家のコウケンテツさんが登場した。

クルマ専用弁当『道弁 NISSAN SERENA』とは?

はじめに、日産自動車株式会社 日本マーケティング本部 チーフマーケティングマネージャーの村田直哉さんが登壇し、『道弁』の開発背景、概要の説明を行った。日産「セレナ」は今年5月、「セレナ」e-POWERの発売を機に旅育をテーマとした企画を展開。家族のおでかけを通じて子どもが伝統工芸に弟子入り体験できる「てしごトリップ」を実施し大きな反響を呼んだ。そして第2弾となる今回は、旅育の中でも子どもの学びのきっかけとなる「食」に着目。家族でおでかけしながら、弁当に使用されている食材の産地をめぐり、その土地の魅力を学ぶ機会を提供できないかと考え『道弁』を開発した。

日産「セレナ」はロングドライブをサポートするミニバン世界初*1搭載の先進運転支援システム「プロパイロット2.0」により、ロングドライブの手放し運転をサポート。さらに100%モータードライブの「e-POWER」による気持ちよい加速や高い静粛性は、長距離の運転をもっと楽しいものにしてくれる。
※1 高速道路同一車線走行時に、時速40km/h以上でのハンズオフ機能の採用がミニバン世界初(2022年11月 日産調べ)

そんな「セレナ」でのロングドライブを楽しむために開発した『道弁』は、車内でも楽しめるようにワンハンドで食べられるメニュー。さらに、弁当箱も小さな枡形の5段重という画期的なデザインで、「セレナ」*2のカップホルダーに収まるようになっている。メニューは料理研究家のコウケンテツさん監修のもと、1段1段におでかけ先となる各地のこだわり食材を使用している。また、東西各弁当には『道弁』のガイドブックがついており、弁当の各段に使用された食材の産地や、それらをめぐるドライブルートが一目でわかるようになっている。村田さんは「ぜひ多くのご家族に、『道弁』を通じてロングドライブをしながら、家族で地域の魅力を学ぶきっかけになれたらと思います」と『道弁』をアピールした。
※2 2022年11月にフルモデルチェンジしたセレナ

▼「東日本版」『道弁』

~「東日本版」『道弁』メニューと産地~
1段目:キャベツの彩りナムル巻き(神奈川県)
2段目:まいたけのケランマリ(群馬県)
3段目:鮭と豆腐の揚げつくね(新潟県)
4段目:プルコギキンパ(栃木県)
5段目:さつまいものアーモンドクッキー(茨城県)

▼「東日本版」『道弁』ガイドブック


▼「西日本版」『道弁』

~「西日本版」『道弁』メニューと産地~
1段目:赤こんにゃくのチム(滋賀県)
2段目:ゆば巻きナムル(京都府)
3段目:わかめ入りたらのごま揚げだんご(徳島県)
4段目:プルコギキンパ(島根県)
5段目:ケランマリ(岡山県)

▼「西日本版」『道弁』ガイドブック


料理上手な辻󠄀希美さんと『道弁』を監修した料理研究家コウケンテツさんのトークセッション

続いて、ゲストの辻󠄀希美さんとコウケンテツさんが登場。4児の母であり、日々子どもの弁当を作っているという辻󠄀さんは、弁当作りのこだわりについて「赤と緑を入れ、開けたときにちょっと嬉しくなる彩りや、なるべく隙間を敷き詰めることを意識して作っているかなと思います」と回答。「その分卵焼きを大きく焼いたり、唐揚げをちょっと大きくしたりとか」と照れ笑いしながら工夫を話すと、コウケンテツさんは「僕もやっぱり卵焼きは大きく作ります」と答え笑い合った。

コウケンテツさんは『道弁』のメニュー開発について、「(辻󠄀さんが)彩りとおっしゃっていましたけどすごく大事で、彩りを揃えることによって栄養バランスが揃うんですよね」と『道弁』においても主菜、副菜のバランスを第一に考え、生産者と産地の想いを込めたメニュー作りに熟考したようだ。また、すべて一口サイズになっており、運転手でも食べやすいように工夫。さらに、子どもからお年寄りまで安心して食べられるよう無添加で、素材の味を生かした味付けにしてあるという。

家族とのお出かけについて聞かれた辻󠄀さんは、「長男がキノコ好きなのでキノコ狩りに山へ行ったり、冬はスノボへ行ったり家族みんなでの移動手段は基本クルマ」と、家族とのエピソードを披露。また、食育に関しても「季節によって、家で野菜を育てたり、一緒に料理したり。子どもって自分で何かを作るとちょっと苦手なものでも食べてみようっていうのがある」と話し、「キノコ狩りとか、あと魚釣りもしたりする。その場で釣った魚や、採れたてのキノコを食べてもらいたいなっていうのは夫婦ですごく話す」と日頃から子どもたちが食に関心を持てるように様々な工夫をされている様子。「(『道弁』の)話を聞いて、すぐに行きたいなって思いました。その場でその地図を見ながら、その土地でその弁当の段を食べたいなって思います」とコメントした。

コウケンテツさん直伝!『道弁』のおかず作りを辻󠄀さんが実演!

ここで、ステージには特設キッチンが用意され、辻󠄀さんとコウケンテツさんは特製『道弁』エプロンに着替えて再登場。二人は『道弁』のおかず作りを実演することに。作るのは「東日本版」の『道弁』の中から「キャベツの彩りナムル巻き」。こちらは弁当作りの中でも難しい野菜料理を、彩りが良くいろいろな野菜が食べられる弁当レシピとして考案された。神奈川県三浦産の柔らかく、甘みのある早春キャベツを使用し、にんじん、ほうれん草、もやし、パプリカのナムルと、味のポイントにチーズを包んだ一品だ。コウケンテツさんが「うちの子どもは野菜苦手なんですけど、ナムルにしたら食べてくれる」と話すと「わかります!ナムルって魔法のメニューですよね」と辻󠄀さん。「キャベツは遠慮せずにしっかりめに巻いていってください」と説明を受けながら、キャベツにバランスよくナムルを乗せ、手際よく巻いていく辻󠄀さんに「あーもう手慣れてますわ」とコウケンテツさんも絶賛していた。

あっという間に一品が完成し、辻󠄀さんは「本当に簡単で、子どもと一緒に作れそうな感じ。弁当にもすごくいいし、クリスマスの一品にしても素敵」と感想を述べた。

次に、二人は『道弁』を持ってステージ上にある日産「セレナ」の車内へ。辻󠄀さん自ら手持ちカメラを持ち、撮影しながら日産「セレナ」の室内空間や乗り心地を辻󠄀さんの視点で体験した。

まず右手に『道弁』左手に手持ちカメラを持ち両手が塞がっている辻󠄀さんは、ドアの下に足をかざしてドアを開けられる“ハンズフリースライドドア”を体験。「めちゃめちゃ便利ですね!」と驚きながら後部座席へ。助手席の背面にある後部座席用のテーブルを開け、『道弁』をカップホルダーに収めた。「セレナ」のカップホルダーは四角い形状となっており、500mlの紙パックにも対応している。

さらに辻󠄀さんは運転席での乗り心地も体験。村田さんにセンターディスプレイとメーターが一体で見える“統合型インターフェイスディスプレイ”や、女性も運転しやすいように工夫された視界の良さ、シフトレバーをボタン式にして運転席と助手席の間を広くしている点など、車内装備を説明されると感心した様子で聞き入っていた。

イベントの最後に感想を聞かれた辻󠄀さんは、「これから冬休みで、家族でどこに行こうかとちょうど話をしていたところだったので、『道弁』を食べながら産地をめぐるのは、大人も子どもも学べるし楽しめる機会だなと思いました。ぜひ家族の時間としてセレナに乗って『道弁』を楽しんでみてはいかがでしょうか」とコメント。コウケンテツさんは、「辻󠄀さんファミリーみたいに、自分たちの車で移動して、食べて、何かの産地に行って、人と触れ合ったり食材と触れ合って体感することってすごく大切だなと思いました。ぜひお弁当、車の旅、産地とのふれあいの3つを楽しんでいただけたらなと思います。いろんなもの持っても開きますからね」と“ハンズフリースライドドア”の体験を振り返り、「たくさんお買い物して、たくさん食べていただいて、遠くに楽しくドライブしていただければと思います」と二人は両手に荷物を抱えたポーズをして笑顔を見せた。

イベント終了後には取材陣にも『道弁』の試食が振舞われた。筆者は「東日本版」に入っている「マイタケのケランマリ」やイベントで実演調理もされた「キャベツの彩りナムル巻き」を頂き、「西日本版」の『道弁』をお土産に頂いた。「ケランマリ」は歯ごたえと共にキノコの風味が楽しめ、一口でもその味わい深さから満足感のある一品。「キャベツの彩りナムル巻き」はシャキシャキの食感と野菜の甘みを感じる優しい味わいだ。

お土産の『道弁』を筆者も自分の車のカップホルダーに入れてみた。『道弁』はセレナのカップホルダーに収まるサイズとのことだが、筆者の車にもぴったり。この見た目だけでもドライブのお供にしたくなる。そして付属の『道弁』ガイドブックでそれぞれの説明を読み、産地をイメージしながら食べる楽しみも味わうことができた。一般的に弁当のおかずは濃い味付けのものが多いイメージだが、コウケンテツさんがポイントとしてお話していたように素材を生かした優しい味付け。この『道弁』を求めて各サービスエリアを目指しドライブしたいと思える味わいだ。さらにはさまざまな産地の食材への興味から、その土地をめぐる旅へ。そんなドライブ体験をこの機会にしてみるのはいかがだろうか。

■『道弁 NISSAN SERENA』商品情報
商品名:道弁 NISSAN SERENA
発売日:12月16日(土)・17日(日)、1月20日以降の4週末※
価格:700円(税込)
販売場所:EXPASA海老名(下り)(東日本版『道弁』販売)、宝塚北サービスエリア(西日本版『道弁』販売)
弁当製造・販売元:株式会社 Tokyo Bento Labo
※天候などの条件により、販売日時は予告なく変更となる場合あり。それぞれのサービスエリアでの実施日程は別日となる。各サービスエリアでの販売日時は下記特設サイトにて確認のこと。
※収穫体験や見学は、施設HP、お問合せ先より各自で申し込みが必要。詳しくは『道弁 NISSAN SERENA』特設サイトをチェック。
『道弁NISSAN SERENA』特設サイト:https://www2.nissan.co.jp/SP/SERENA/MICHIBEN/

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