先日お伝えした株式会社Mizkan（以下ミツカン）の『凹メシ食堂』が、いよいよ本日12月9日から期間限定で表参道にオープン。ミッションをクリアすれば無料で鍋が食べられるせっかくのチャンス、これは体験せねば、と早速潜入してきた。

シンプルな店構えなのに、なぜか目立つ外観の『凹メシ食堂』(写真一番上)。そして店内に入ると、いきなり出迎えてくれるのが「凹」をかたどったオブジェが印象的なフォトスポット。ここでまず、へこんだ気持ちをさらけ出そう。

フォトスポットで写真を撮って2階の食堂フロアに上がると、鍋を待つ先客がこたつに入って待機中。このオリジナルこたつは、靴を履いたままでもOKなスグレモノ。急に寒くなった今日この頃、冷え切ったカラダを鍋が来るまで温めてくれるこたつが用意されているのはうれしい。

さて、ここから鍋をゲットするためのミッションを開始。といっても、必要なのは渡されたカードに自分のへこみエピソードを書き込んで、「凹みパネル」にはめ込むだけ。すでにパネルには、へこみエピソードがいくつも貼られていた。ひときわ大きなサイズなのは、元SKE48 須田亜香里さん（上）となかやまきんに君（下）。須田さんの「独りに慣れすぎた」って一体何が……。ちなみに『凹メシ食堂』では、ごま豆乳鍋、焼あごだし鍋、キムチ鍋の3種類の鍋が提供されるが、どれを食べるかはここで選べる。どれもおいしそうで、悩みに悩んだ末に焼あごだし鍋を選択。

ミッションを終え、こたつで鍋を待つ間に『凹メシ食堂』がオープンした経緯をスタッフの方がさらっと教えてくれた。そもそものきっかけは、入社3年目の女性社員カワグチさん。へこんではご飯を食べて元気に、を繰り返すカワグチさんの信条は「体の健康を支えるごはんは、へこんだ心を元気にする力だって持っている」。そんな思いに共感したのがタナカさん。ミツカンきっての鍋マニアでもあるタナカさんは、新たに「凹んでない課」を設立。まずはミツカン社内で実証実験を行い、へこんでいる社員56名にあたたかい鍋を食べてもらったところ、へこんだ状態が食後にやわらいだと答えた人が85.7％という実験結果に。そこで今回、へこんだ社員を鍋が元気にしたように、より多くの人のへこみをあたためたいという想いで「凹メシ食堂」を開催したそうだ。

そんな話を聞いていたら、いよいよ鍋が運ばれてきた。鍋だから当たり前だが、湯気が出ていて温かそう。よく見ると、鍋の中にはロゴが練りこまれたかまぼこや、凹み型のにんじんが。別皿に乗ったトッピングの海苔も凹み型だ。

鍋の中の具材は、かまぼこ、はんぺん、鶏もも肉、白菜、長ねぎ、にんじん、水菜、しめじ、くずきり、豆腐、油揚げ、かぶの全12種。普段の自宅鍋では白菜と豚肉、豆腐くらいしか入っていない筆者は、その豪華さにビックリ。本当にこれを無料で食べていいのか？

トッピングの海苔は、鍋に乗せると湯気でしんなりと。これは、へこんだ心が鍋を食べることで溶けていく様を表現しているという。これまでの50年を超える人生の中で、鍋と海苔の組み合わせなんて考えたこともなかったが、これが実に美味。焼きあごだしと同じ海の幸だからなのだろうか。ちなみにごま豆乳鍋には凹バター、キムチ鍋には凹チーズがトッピングされるそう。

おいしく鍋をいただいた（しかも無料で）後は、店内で撮った写真に「#凹メシ食堂」をつけてTwitterかInstagramに投稿。投稿画面をスタッフさんに見せると、ミツカンの「〆まで美味しい™️鍋つゆ」全12種類いずれかが必ずもらえる凹メシくじを引かせてもらえる。

簡単なミッションをクリアするだけでおいしい鍋が無料で食べられて、必ず当たるくじでもらえるお土産付きの『凹メシ食堂』。へこんでツライ思いをしているなら、ぜひこちらを訪れて。へこんだ心が、きっとやわらぐはず。

＜開催概要＞
タイトル：ミツカン主催「凹メシ食堂」
主催：株式会社Mizkan
開催期間：2022年12月9日(金)～12月18日(日)
開催時間：平日17:00～21:00／土日11:00～21:00
場所：ベーカリーカフェ426(1F&2F) 東京都渋谷区神宮前 4-26-18
入場料：無料
体験内容：へこみエピソードと引き換えに鍋の提供(※平日80食／土日200食限定)、フォトスポット、SNS投稿施策(「凹メシくじ」体験)
推奨ハッシュタグ：#凹メシ食堂 #凹メシ