人気ラーメン店・AFURIが「キッコーマン 大豆麺」とコラボ! 1ヶ月限定の特別な「柚子塩ラーメン」が登場

大豆を50%ブレンドした低糖質・高たんぱく麺「キッコーマン 大豆麺」が、国内外に店舗を展開する人気ラーメン店「AFURI(あふり)」とコラボ。AFURIの看板商品である「柚子塩ラーメン」に同商品を使用した特別メニューが、5月8日から6月7日までAFURIグループの12店舗で販売されることとなり、販売開始前日にプレス向け試食会が行われた。「筋活(きんかつ)」をキーワードに“ヘルシーさとおいしさの両立”をテーマにしたという一杯。ここでは関係者によって語られた開発経緯やこだわりとともに、ひと足早く本メニューを実食した感想をお届けしよう。

糖質カットしながらタンパク質が摂れる「大豆麺」

体内のエネルギー源でありながら、摂取量や他の栄養とのバランスによっては体の不調のもとにもなりうる「糖質」。特に年齢を重ねて体質が変わってくると、米や麺など主食に含まれる糖質を中心に、その摂り方が気になり始める人は多い。そんな中、キッコーマン食品が2022年に発売した「キッコーマン 大豆麺」(以下、大豆麺)は、そうした糖質カットを考える人に根差した商品だ。

「汁なし担々麺」「濃厚ボロネーゼ」「えび塩焼きそば」など6種のラインナップを揃える本商品は、麺の原料の50%に大豆を使用し、乾燥うどんと比較して糖質を約40%カット。それでいて一食分で鶏むね肉100グラムと同等のタンパク質を摂ることができ、ダイエットや体質改善を目指す人にも心強い“新しい主食”を標榜している。

今回は今年2月の商品リニューアルと同時に発売された、麺のみタイプの「大豆麺 細麺」を使ったラーメンを期間限定で発売。何といってもコラボ相手が世界的な人気店の「AFURI」ということで、試食への期待が高まる。

人気ラーメン店「AFURI」と大豆麺が強力コラボ

試食会の冒頭では、本企画を主導したキッコーマン食品プロダクト・マネジャー室 新規事業グループマネジャーの福田大悟氏とAFURI代表取締役の中村比呂人氏が挨拶。今回のコラボメニュー「筋活 柚子塩らーめん キッコーマン大豆麺使用」の開発経緯と本企画にかける意気込みを述べた。

初めに登壇したキッコーマンの福田氏は、「大豆麺の発売から約2年が経ちましたが、お客様からは『商品については知っているが試したことはない』というお声をいただくことも多く、我々としては手軽に食べていただける機会の提供が必要だと感じていました」と述べた上で、「AFURIさんは『ヴィーガンらーめん』や『こんにゃくらーめん』など健康や美容に配慮したメニューをすでに提供されており、おいしさだけでなくプラスアルファの価値を提供されているところも共通する部分が多いと感じ、弊社からお声がけさせていただきました」と今回の企画に至った経緯を説明。そして「両者の開発力を結集した新しい柚子塩ラーメンができたと思いますので、ぜひたくさんの方に食べていただいて、大豆麺の良さを知っていただきたいです」と意気込みを語った。

一方で、AFURIの中村氏は、低糖質でありながらダイエットや食事制限で不足しがちなタンパク質が豊富な大豆麺の特徴を評価。その上で「いわゆる“筋トレガチ勢”のようにハードな運動をしなくても日常的な活動に取り入れて生活改善に繋げられるメニューを。また、ダイエットを目指す人には、糖質をカットしながらタンパク質をしっかりとれるメニューを目指したことから『筋活』というネーミングに至りました」と今回のコラボメニューに乗せた思いを語った。

あの「柚子塩らーめん」が“筋活仕様”に変身!

続く試食では、参加者一人一人に店舗で提供する状態と同じ形で「筋活 柚子塩らーめん キッコーマン大豆麺使用」が提供された。卓上に差し出された一杯は、透き通った淡麗系スープの上に、赤、青、黄色の具材がバランスよく浮かび、ビジュアルからして食欲をそそられる。

「柚子塩らーめん」といえば、AFURIの看板メニューだ。今回のコラボメニューではスープのベースは従来の柚子塩らーめんそのままに、トッピングの具材を“筋活仕様”に変更。一杯に含まれる糖質量は従来の柚子塩らーめんより62%抑えられているという。

麺からいくか、それともスープからいくか。できたての一杯を前にワクワクが広がるが、今回はまず、主役の大豆麺から試食。細麺を持ち上げて口に含むと、中華麺のツルツルとした食感とは一風異なるざらりとした感触を覚える。このあたりは従来のラーメンの先入観を持って食べ始めると驚きに映る、大豆麺ならではの個性といえるところだろうか。

そしてキッコーマンの方に尋ねたところ、そこには確かなエビデンスはないという返答だったものの、ざらつきを感じる麺の表面がスープをしっかりと受け取る印象があり、しっかりとした塩味と爽やかな柚子の香り、そして程よい酸味が口の中に広がる。

トッピングは従来からAFURIで提供されている「味付け煮玉子」「鶏チャーシュー」「ブロッコリー」に、今回のオリジナル具材である「アスパラガス」「カメリナオイル漬けセミドライトマト」の5種類。その中で個人的に特に光るものを感じたのは、酸味の発信源にもなっているセミドライトマトだ。

AFURIの中村氏に尋ねたところ、ここはヴィーガンらーめんも手がける同社のこれまでの知見が活かされた部分だそうで、旨み成分であるグルタミン酸を多く含むトマトを使うことで、味わいに奥深さを生んでいる。さらに今回は「香味野菜などで味に“輪郭”を付けつつ、体にいいオメガ3、オメガ9の脂肪酸を含むカメリアオイルを初めて採用しました」とのことで、脂と不可分の関係にあるラーメンにおいて、ヘルシーさとおいしさを両立させるためのこだわりが伺えた。

途中、後乗せトッピングの本枯節を振りかけて味変を楽しみながら、結果的にスープまで完食。こうした健康志向のラーメンというと食後にそれとなく一抹の物足りなさを感じるものだが、大豆麺が従来の中華麺に負けない実力を発揮し、何より糖質に配慮しつつも「ちゃんとAFURIの柚子塩らーめんを食べた」という実感を与えてくれるところが、今回のコラボメニューの最も素晴らしい部分だと感じた。

ダイエットやトレーニングをがんばる人には「チートフード(サボる日の食べ物)」とされることも多いラーメン。そうした人にとってはもちろん、歳を重ねて最近は糖質の量が気になっているという方々も、今回のコラボメニューであれば、おそらく背徳感を感じずにラーメンを楽しめるのではなかろうか。ぜひ名店の味を通じて大豆麺の魅力を感じてほしい。

「筋活 柚子塩らーめん キッコーマン大豆麺使用」は、恵比寿、中目黒、麻布十番、六本木交差点、六本木ヒルズ、三軒茶屋、新宿住友ビル、横浜ジョイナス、横浜ランドマークタワー、南町田グランベリーパーク、立川グリーンスプリングス、ZUND-BAR(姉妹店)のAFURIグループ12店舗にて、5月8日から6月7日まで税込1590円で提供中。

【「キッコーマン 大豆麺」公式サイト】
https://www.kikkoman.co.jp/kikkoman/soynoodles/

【AFURI公式サイト】
https://afuri.com/

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