従業員を大切にしている企業を讃える「はたらく人ファーストアワード2023」の授与式が開催!

ミイダス株式会社と株式会社朝日新聞社が共催する「はたらく人ファーストアワード2023」の授賞式が、2024年2月21日(水)に開催された。本アワードの目的は、自社で働く従業員を大切にしている企業を讃えるほか、独自の取り組みを発信することで、従業員を第一に考える「はたらく人ファースト」な働き方を推進することだ。

初の実施となる「はたらく人ファーストアワード」とは

「はたらく人ファーストアワード2023」に応募した企業は全1,009社。そのうち、上位3社がGold、7社がSilver、10社がBronze、43社がWhiteと4段階に分けられ、今回の授賞式ではGoldとSilverの10社が表彰される。

はじめに登壇したのは、ミイダス株式会社の代表取締役社長・後藤喜悦(ごとうきえつ)氏。
初の試みとなる本アワードが開催されたのは、企業だけでなく働く人の成長のために働きがいを大事にしたいと考える全ての組織を支援したいという想いからだ。
「『働く人の働きがいを大事にしたい』と意思表明した企業にもスポットライトを当て、組織のより良い取り組みを積極的に発信していくことで、多くの働きがいを創造していきたい」と話す。

続いて登壇したのは、株式会社朝日新聞のメディア事業本部 アウトソリューション担当本部長・渡部秀一氏。
近年はリモートワークなど働き方の選択肢が増えたために、働きやすさがより重視されるようになった。しかしながら、少子高齢化による労働人口の減少や、生産性の低下といった本質的な問題点はあまり変わっていない。
「このアワードは、一過性の取り組みや単なる賞賛の場ではありません。受賞された皆様のベストプラクティスを優れた事例として広く共有し、新たな気づき、そして実践へとつながるきっかけとなることを目指しています」

お笑いコンビ「チョコレートプラネット」がゲストとして駆けつける

本アワードのゲストとして、吉本興業所属のお笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平氏(左)と松尾駿氏(右)が登壇した。

トークセッションでは、MCから「はたらく上でもっともファーストしたいことは?」と質問を投げかけられ、長田庄平氏は「楽しむ」松尾駿氏は「楽しい」と答え、息の合ったコンビ仲が会場を和ませた。

このほか、「どういう人とどんな環境で働きたいですか?」「芸人以外の仕事をするとしたら?」など、今回の授賞式に沿ったテーマでトークセッションが進行。コンビで笑いを取りながらも、働くことへの意欲や自身がやってみたいことをそれぞれに語った。

1,009社中、上位10社を表彰

「はたらく人ファーストアワード2023」では、Silverに選ばれた7社とGoldに選出された3社が順に登壇した。
なお、GoldとSilverに選ばれた企業は以下の通り。

【Gold】
株式会社エコノワ(岐阜県)
株式会社7Reasons(東京都)
社会医療法人三宝会(大阪府)

【Silver】
社会福祉法人独歩(埼玉県)
可児建設株式会社(愛知県)
株式会社大和工務店(宮城県)
株式会社トラスト山倖(岐阜県)
株式会社クロダハウス(石川県)
タカセ不動産株式会社(大阪府)

受賞企業に対し、チョコレートプラネットの長田氏・松尾氏からそれぞれ賞状が手渡された。
Silverに選出された企業の取り組みは、「毎日のノー残業デー」や「リフレッシュ休暇」の導入、ベテランが指導者となって新人を教育する「寺子屋制度」など。業界は違えども、企業独自の視点から従業員のことを考えた施策を展開している。

そして、見事Goldに選出された3社は、表彰のみならず審査員からのコメントや企業ごとに取り組みのアピールを行った。

社会医療法人 三宝会 南港病院の場合、古民家での農業支援や温泉ビジネスのほか、患者だけでなく従業員の心も癒してくれるコンパニオンアニマルの導入など、幅広い施策を展開。離職率が高いと言われる医療福祉業界において、離職率の低下を防ぎ従業員が笑顔で働ける職場を創造している。

本アワードは2024年度も開催予定!

新型コロナウイルスや働き手の不足など、さまざまな要因から働くことへの課題が残されている。しかし、はたらく人なしには企業や人の成長も見込めないだろう。自分の働き方、そして自社に勤める従業員を第一に考えること、企業はあらためて人と向き合うことの大切さが問われているのかもしれない。
なお、「はたらく人ファーストアワード」は2024年度の開催も予定されている。すでに“はたらく人ファースト”な企業だけでなく、これから取り組もうと考えている企業は、ぜひ応募してみたはいかがだろう。

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